製作開始日:2013年6月16日

2013年6月15日,宮城県の仙台市科学館で「知能ロボットコンテスト・フェスティバル2013」が開催された。

知能ロボットコンテスト」は中学生~大学生が対象のような感じだったのだが,「ロボコンジュニア」という小学生を対象にしたイベントもあり,息子を参加させてみた。

ちびっ子がいるお父さんの参考になると思うので,紹介してみようと思う。

以前から少し気になっていた,自立型二輪駆動ロボット「梵天丸」というロボットを初めて組み立てる。

細かい部品も多くて小学校低学年の子供が製作するのは結構難しいと思うが,今回のイベントはキットを購入すれば組み立てをサポートしてくれる人がいて,丁寧に作り方を教えてくれた。

最近はこういった工作をする子が少なく,うまく作れないチビっ子が多いらしい。

ウチの息子は過去にガンダムのプラモデルを3つほど作った事があり,まあまあスムーズに組み立てする事ができた。

完成したので試運転。初期モードでは赤外線を使って障害物を自動的に認識し,よけながら進んでいくことができる。

おお,なかなかスゲーなぁ・・・。

せっかく作ったので,自分のロボットで競技する「ロボコンジュニア2013」という大会に参加させてみた。

参加申し込みをすると,大会案内と記録カードのほかに,USBメモリーを借りた。

このロボット「梵天丸」の凄いところは,パソコンを接続してプログラミングができるところだ。

ロボットにケーブルを接続する場所があり,パソコンで動作をプログラミングして書き込むらしい。

チビッ子のために約40台のノートパソコンが設置されている。すげー!本格的だな!これをやらないで終わるのは勿体無いわ・・・。

会話の内容から恐らく大学の講師ではないかと思う方が,パワーポイントを使った本格的なプレゼン。

チビッ子をサポートする十数人の大学生に結構なプレッシャーを掛ける会話。

ロボットを製作したばかりで,これから初めてプログラミングを体験するチビッ子たちを前に,甘えのない授業展開。

この先生,すげ~なぁ!

「ロボコンジュニア」という大会は,このプログラミングでロボットがうまく動くようにして,決められたコースを規定のルールで走らせるという競技だった。

ここにきて,だんだん意味が分かってきたわ(笑)。親にとってもキツい内容になってきた・・・。

少しプログラミングして試走,この繰り返し。走らせる距離やターンする角度を調整するため「動く時間」で入力していく。

息子も頑張って計算していたが,曲がる角度を決める計算が難しかったようだ。

そしていよいよ大会へ・・・。

完走した人は記録が入力され,大きなスクリーンに順位と名前が出ている。

この大会は基本的に小学4年生以上が対象で,5年生・6年生も多い。我が子は小学3年生だ。

上位入賞とは言わないが,名前がスクリーンに出て欲しいなぁ・・・。

大勢の人に見守られて競技スタート。

1回目の走行は,中心にある障害物に当たったため記録なし・・・。

我が家にプログラミングを修正する時間は残されておらず,スタート位置をずらして2回目に挑戦。

自分で達成してほしかったので私からのアドバイスはほとんど無しでやらせた結果,時間が足りなくなってしまった。

プログラミングに時間をかけすぎた。私のミスだ・・・。

完走したい! いけ~!

よっしゃ~!

左下の判定ロボットが白旗を上げた!

線を越えたところでターンだぁ~!

いいぞ~!壁&障害物をかわせ~!!

あぶね~! 障害物をギリギリかわした~!

いけるかぁ~?

あぁ~!

ゴールゾーンに入らなかった・・・。

何も言わずにジュースを飲む息子・・・。

まぁ,いい経験になったな(笑)。

梵天丸は「メカトロで遊ぶ会」が開発したそうです。

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