牡鹿半島の鮎川という場所は,半島の先端に近い所にあります。

私が鮎川へ来たのはこれで3回目位です。

この日は年末という事もあって,復旧関係の工事車両は稼動しておりませんでした。

Googleマップのストリートビューで閲覧すると,2011年7月現在の鮎川を歩くように閲覧できます。

津波により被災した牡鹿半島:鮎川の建物

被災した建物を大きく撮影するのがあまり好きではないので,少し遠くからのアングルになります。

細かい状況を知りたい方は,Googleマップのストリートビューで閲覧する事をおすすめします。

海のすぐ近くに大きな建物があります。恐らく観光者向けのお店があったのだと思いますが,津波によって建物が壊れています。

周辺の舗装部分は地震や地盤沈下によって,12月現在でもこの状態です。

震災後の石巻市鮎川

公共のトイレだと思いますが,周辺が沈下しているように感じます。

震災後の「おしかホエールランド」

捕鯨の町なので,「おしかホエールランド」という博物館のような施設があります。恐らく石巻市で運営されている施設だと思います。

ホエールランドも,隣のおみやげ屋さんも壊れてしまっています。

おしかホエールランドのホームページ

東日本大震災後の鮎川(海と陸との境目

漁港は地盤沈下によって少し下がっているように感じますが,以前の状態が良く分からないので,どれ位変化したのかは分かりません。

牡鹿半島:鮎川の乗船場にあるゲート

ここは恐らく,金華山や網地島へ行く船に乗る場所ではないかと思います。

鯨の町を象徴するようなゲートで,波の形の部分には「ようこそ牡鹿へ」と書かれています。

東日本大震災で被災した石巻:鮎川(内陸側)

仙台や松島方面の復旧状況と比較すると,まだガレキが多く残っているように感じます。

のれん街の人の話だと,写真中央に写っている建物の3階付近まで津波が到達したそうです。

仮設住宅が内陸寄りに建設されていたので,海岸付近は人がほとんどいませんでした。震災をきっかけに,鮎川を離れた人も多いそうです。

少しでも早く,この町に活気が戻ってくる事を願っています。

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