警告!!このページはマニュアル等を参照した整備の模範的要領ではなく,自分の行った自己流整備の記録です。船外機の整備ミスは命に関わるという事を忘れずに,できるだけプロに任せる事を強くお勧めします!このサイトを参考にした結果による,いかなる事態にも責任は負えません!

製作開始日:2013年1月22日

ヤマハ2馬力とネプチューン2馬力のアクセルワイヤー

最近友人が所有している「ネプチューン 4サイクル2馬力」船外機のスロットルワイヤーが壊れてしまい,交換を手伝った。

実際の交換作業は写真撮影していないので紹介できないのだが,私の2馬力船外機(ヤマハ・4サイクル2馬力 : F2AMH)のスロットルワイヤーと比較してみたので紹介しよう。

「ネプチューン」ユーザーの参考になればと思う。

ちなみに今回の船外機は,使用回数はまだ10回程度だ・・・。

スロットルケーブルのチューブに開いた穴

「航行中にアクセルを戻しても,回転が落ちなくなった」という,恐ろしいトラブルが発生。ロックフィッシュ狙いだったら,岩に激突だな・・・。

このようなトラブルが発生した時は「ネプチューン」も私の「ヤマハ2馬力」もシフトレバーがついているので,ギヤをニュートラルにすればプロペラを止める事ができる。

ホンダ2馬力の場合は遠心クラッチなので,エンジンを止めるしか回避の方法が無いと思う。

覚えておこう。

スロットルケーブルを外してみると,外側チューブに1箇所不具合を発見。エンジンと接触していた部分が擦れか熱の影響で,穴が開いていた。

アクセルワイヤーのほつれ

スロットルグリップに近い部分のワイヤーに,折れている部分と1本切れている部分あり。

アクセルワイヤーのほつれ(拡大図)

拡大すると,こんな感じ。

こういった部分は,スロットルワイヤーのスムーズな動きを妨げる。

他の場所にもほつれがある

ワイヤーをチューブから全て出してみると,チューブに穴が開いていた部分のワイヤーは,錆が発生していた。

その他,写真のようにワイヤーのほつれが数箇所に見られた。

ヤマハ2馬力(F2AMH)のスロットルケーブル

これはヤマハ2馬力4スト船外機(F2AMH)用の純正部品。

新品だ。

ヤマハのケーブルはカーブ部が金属製

比較してみると,今回穴が開いた部分はヤマハのワイヤーだと金属部になっているが,ネプチューンは金属加工されていなかった。

ヤマハ純正部品の金属部はワイヤーがカーブして取り付けされる部分なので,金属製にする事で角度が固定され,擦れにも強くなっているのではないかと思う。

ワイヤー端部は同じような感じ

写真上がネプチューンで,下がヤマハ。キャブレター側の端部は,同じような感じ。

ヤマハのケーブルは,インナーチューブのようなものが入っている。擦れに強そうだ。

外側チューブの長さはどちらもほぼ同じだが,ワイヤーの長さはヤマハの方が1cm程度短い。

※写真ではワイヤーの長さを揃えて撮影しています。

ワイヤー端部のピン

スロットルグリップ側の端部。右がヤマハ。

ネプチューンの方が小さく見えるが,写真撮影の失敗。距離が揃っていなかった。

実物はどちらも,ほぼ同じ大きさだった。

ヤマハ2馬力純正部品

私のヤマハ2馬力船外機用スロットルケーブル新品。

後日,私の船外機のケーブル交換要領のコンテンツを製作しようと思う。

ヤマハ純正スロットルケーブルの品番

私の船外機に使用されているスロットルワイヤーは,これだ。

品番「69M-F6301-10」

(同じ船外機でも年式などの違いによって品番が違う可能性があります)

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