ワイヤーが通ったらワイヤー端部の頭をリンク部分に付けた方がいいと思うが,私は1人作業で,しかも写真撮影までしなければならないため(笑),ワイヤー端部の処理は後回し。
とりあえず,ハンドルを付けていく。
ボルトの頭を押さえた状態で,ハンドルの位置を合わせていく。
スバナで地道に締めこんでいく・・・。
ハンドルが下を向いてしまっているが,カメラと工具を持っているので・・・。とにかく手があと1つ欲しい(笑)。
でも,この状態である程度締めこんでも,まだ大丈夫だ。
ある程度ボルトが締まってきたら,ハンドルをストッパーの上に乗せて締め込む。
ハンドルを船外機に押し付けるとボルトが飛び出してきて締めにくくなる。なので,ハンドルと船外機の間にすき間を作った方が締めやすい。
ここまでくれば,だんだん楽になってくる。
ボルトが付いた。
写真ではスロットルワイヤーだけになっているが,下の方でケーブルが通った状態をキープしている。
後述するが,ケーブルはワイヤーから完全分離してはいけない。
ケーブルをハンドル側に上げてくる。
前のページで紹介したように,ワッシャーの穴を間違えないように注意して通す。
ハンドル側に,5mm程度チューブが顔を出した。
スロットルが全閉の状態でワイヤーを曲げて・・・。
引っ掛けて・・・。
オッケーだ。
ケーブルを取り回していく。
まずは固定金具に通していきながら・・・。
シフトレバーの上を通して・・・。
この2箇所に通す。
スロットルを全閉にすると・・・。
ワイヤーが最大に突き出してくる。
この状態で・・・。
ワイヤーを上に持ち上げて遊びを無くした状態にして・・・。
このボルトを締め付ける。
ボルトを締め付けしたらアクセルを前開にして・・・。
スロットルの金具がストッパーに接触しているか確認する。
スロットルを全開にしても接触しない場合はスロットルバルブが全開にならないため,力が出ないトラブルになる。
ハンドルを極端に動かして,ケーブルの動きがおかしくないか確認する。
組み付けミスなどがあった場合、ハンドルを動かしたときに配線やワイヤーなどに致命的なダメージが発生する可能性があるため、最初は各部を十分確認しながら軽く・ゆっくり動かしてみる。
いろんな向きにして,入念にチェックする。
スロットルを全閉・前開に動かしながら・・・。
この部分の動きをチェックする。
何度も書くが,ケーブルの取り回しを間違えるとスロットルが戻らなくなる事もあり,重大な事故が発生する恐れがある。
入念にチェックしよう。
ケーブルの取り回しを確認したら,配線を付けていく。
ギボシ部分はシリコングリスなどを付けてもいいかもしれないが,防水性が高いように見えるので,今回はそのまま付けた。
プラグコードは今付けてしまうとカウルを付けるときに邪魔になるので,後から付けよう。