警告!!このページはマニュアル等を参照した整備の模範的要領ではなく,自分の行った自己流整備の記録です。船外機の整備ミスは命に関わるという事を忘れずに,できるだけプロに任せる事を強くお勧めします!このサイトを参考にした結果による,いかなる事態にも責任は負えません!

スロットルのフリクション調整ボルト

スロットルの重さを調整する,このボルトを外す。

ボルトが外れた

取れた。

ネジ部には若干の錆があったが,ひどくはない。

スロットルのシャフトを引き抜く

上写真のボルトを外すと,スロットルのシャフトを外すことができる。

矢印の方向に引き抜く。

シャフトが外れた状態

外れた。

エンジン停止スイッチの配線

まずはエンジン停止スイッチの配線の取り回しを確認。

組み付け時に取り回しを間違えると,ストットル操作で動く部品と干渉し,配線切れなどが発生する可能性が高い。

エンジン停止スイッチ周辺の配線取り回し

エンジン停止スイッチ周辺。

配線の状態を確認。

配線をずらしてハンドル内を清掃

配線の取り回しを確認したら,配線を持ち上げてハンドルの清掃を行う。

ウエスでハンドルを清掃

なるべくホコリが付かないウエスを使って,丁寧に清掃。

ハンドル内をウエスで清掃

ワイヤーが通る穴の部分は,ウエスをドライバーで突っ込んで清掃した。

清掃が終わったハンドル

めちゃめちゃ綺麗になった!約7年分の汚れを除去。

この部分は,塗装の剥がれや腐食などは無かった。

スロットルフリクション調整ボルトの清掃

ストットルの重さを調整するボルト。

パーツクリーナーを使って清掃してみたら,ウエスに大量の錆が付着した。

スロットルシャフトに付いている部品

次はスロットルのシャフトを清掃していこう。

矢印の部品がシャフトに通っているので抜き取る。

外れた部品とシャフト

外れた。

この部品には向きがあり,裏返しにして組み付けすると分りにくいので注意だ。

外した部品の清掃

シャフトと摩擦する部分を入念に清掃。

綿棒で細かい部分も清掃

ボルトの穴は,パーツクリーナーと綿棒で清掃した。

清掃が終わった部品

めちゃめちゃ綺麗になった!

シャフトの錆をペーパーで落とす

シャフトの金属部分に若干の錆があったので,ペーパーで磨いた。

清掃が終わったシャフト

シャフトも,めっちゃ綺麗になった!

シャフトのケーブルが付く部分

シャフトの,スロットルワイヤーが取付される部分。

狭い部分なので,キッチンペーパーを入れてシャフトを回転させて清掃した。

スロットルグリップ内部の清掃

スロットルグリップのボルト穴周辺は,綿棒で清掃。

清掃済みのグリップと周辺の部品

こんな感じになった。

ハンドル内部の給油

ここから組み付け作業に入る。

プレートと2本のボルトが付いていた部分はシャフトと摩擦するため,ヤマハ・グリースAを給油する。

スペースが狭くて指が入らないので・・・。

マイナスドライバーで給油

こんな感じでマイナスドライバーなどを使用すると塗りやすい。

シャフトの金属部へ給油

この船外機を新品で購入したときは,シャフトの金属部に給油されていた記憶がある。

ここは動きを良くするためではなく防錆が目的なので,薄くでいいと思う。

ハンドルにシャフトを入れる

エンジン停止スイッチの配線が正常に取り回しされている事を確認し,シャフトを入れていく。

事前にシャフトに入っていた樹脂部品を入れ,摩擦部分とワイヤーが入る溝にグリースAを給油しておく。

シャフトに入れる樹脂部品は,向きがあるので注意する。
(注意!写真の状態は,樹脂部品の向きが逆です。ごめんなさい。)

シャフトが入った状態のハンドル

こんな感じで収まる。

スロットルフリクションボルトを付ける

スロットルの重さを調整する,このボルトを付ける。

反対側に出てきたボルトの頭

ボルトの先が,反対側に出てくればOK。

締め付けは緩めにしておく。

これでシャフトはハンドル本体と仮固定される。

シャフトを押さえるプレートを取り付け

プレートをつけていく。

摩擦部分なので,グリースAを追加給油した。

プレートをボルトで固定

ボルトをつける。

この段階では,まだ軽く締めるだけにしておき,本締めしない。

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