振動子と魚探本体を取り付けするベース

これが振動子と本体を取付するベース部分です。海水にさらされるので錆びない材質で作ります。

使った部品
竿受け,アルミ角パイプ,アルミプレート,ステンレス製のボルト,ナット。

費用は竿受けを除くと,1000円ちょっとでした。

トランサムに取り付けするためのバイス部分

これを作るのに一番問題になるのがトランサムに固定するための万力のような部分だと思います。

船釣り用竿受けを利用して作りました。今回使用したのは,第一精工の「チビラーク」です。ベース製作には最適でした。

もともと持っていたので,出費はゼロ。

振動子の角度を自由に調整するためのステー

振動子の取付を自由自在にする部分。とりあえずたくさん穴を開けて,しかも長穴にしました。

接触してもボートに穴が開かないように,角は全て丸く削ります。

一番下の黒い部品が振動子と呼ばれる,超音波を発振・受信する部分です。

正確な位置がこれで分かったので,次回はもっとシンプルに作れますね。

振動子の角度を調整するためのネジ部

裏側が簡単に手で回せるようになっています。穴が多く開いていて,他のボートにも対応できる?と思います(まだやった事ありませんが)。

位置調整する時は工具不要。手で簡単にできます。

一度位置合わせを行ったら,他のボートに付ける時以外は動かしませんけど・・・。

魚探本体を囲うケース

本体は市販のクリヤケースを自作加工して固定しています。

この魚探は「防滴構造」にはなっておりますが,「防水構造」にはなっておりません。多少の水は大丈夫ですが,大量の水はダメです。

高いものなので念のため。

本体は右側にボタンが集中しているためボタン操作を考えて,ケースの左一杯に寄せて取付。こうすることで,ケースを極力小さくすることができます。

魚探ケースに魚探本体を固定するステー

下はこのようになっています。

ステンレスのステー(市販品)で本体を固定します。

魚探の角度を調整するためのネジ

両脇は簡単に角度調節できるように,蝶ネジを使用。

左側はケースの外に調整ネジを付けるのがポイント。
外側から簡単に回す事ができます。

ケースの穴開けは,ハンダこてを使うと,簡単に開けられました。

右側の調整ネジは,ケース内側にあります(上の写真)。

魚探ケースの下部

下部は長いボルトが1本出ています。このボルトをアルミの角パイプに取付します。

左右の角度調整が簡単なように,蝶ナットを使用。

魚探ベースにケースと魚探本体を組み付けした状態

組み立てるとこんな感じになります。

振動子の角度調整,画面の上下,左右調整が簡単に行えます。

あらかじめ振動子の角度調整をしておき釣行前に組み立てておくと,ボートにワンタッチで装着可能になります。

収納時は魚探ケースにフタをするだけ

ちなみに,このケースにはフタがありますので,片付け,保管も簡単。

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