警告!!このページはマニュアル等を参照した整備の模範的要領ではなく,自分の行った自己流整備の記録です。船外機の整備ミスは命に関わるという事を忘れずに,できるだけプロに任せる事を強くお勧めします!このサイトを参考にした結果による,いかなる事態にも責任は負えません!

製作開始日:2011年9月3日

ガソリン携行缶(容量2リットル)

これは私が使用している船外機用の携行缶。

容量は,2Lだ。

確か2006年に知人から新品をもらったのだが,年数も経ってきて,錆が結構発生してきた。

ガソリン携行缶に錆が発生

こんな感じで。

携行缶の内部は見えない・・・。

中を覗いてみても錆が発生しているようには見えない。見える範囲での話しだが・・・。

でも最近船外機に給油した後,船外機の燃料タンク内に若干の異物(錆のようなもの)が入っているように見えた・・・。

以前,燃料タンクのキャップが腐食した事があるのだが,今回は異常なし。

このタンク内が怪しいのだが・・・。

携行缶を固い地面に叩きつけてみた

携行缶の中を完全に空にして,乾燥させた。

そして,地面にガンガンと強く叩きつけてみた。

缶にティッシュを当てて異物を取り出す

ティッシュで給油口を押さえて缶を振ってみる・・・。

携行缶の中から出てきた異物(錆)

あ~!やっぱり!!

給油口から覗いても,ほんの一部しか見えないところが落とし穴!油断大敵です!

携行缶の錆が船外機のタンクに入ると,燃料フィルターでろ過できなかった細かい錆がキャブ内に入ってくる。

そしてキャブ内に入ったまま放置すると,錆がキャブ内にくっついて最悪の状態になってしまう。

特にキャブのメンテナンスをあまりやらない人は注意した方がいい。

ガソリン携行ボトル(900cc)

とりあえず,こんな携行缶を買ってみた。ガソリン携行ボトルだ。

900ccしか入らないので,私の船外機では1回満タンにできる程度。どう考えても釣行用としては容量不足なのだが,私の住んでいる宮城県は震災の影響で一時ガソリン不足が深刻化し,携行缶がほとんど売り切れていた。

そんな時に船外機用として携行缶を探している自分もどうかと思うのだが・・・。

後に大きい携行缶を買うとして,これは子供とボートで川遊びをするとき用に使えそうだ。

また,船外機のキャブや燃料タンクに燃料が入っているのを,整備のために抜いたりする時に重宝しそう。

ガソリン携行ボトルの箱

このガソリン携行ボトルの値段は,確か1800円弱だったと思う。

この商品は材質がステンレスのため,錆に強いだろう。

今回のトラブルはエンジン不調を起こす前に気づいたのだが,気付かなければ出航後にエンジン不調や始動不能という事が起こるかもしれない・・・。

携行缶は内部が全て見えないところが怖い。怪しい缶は,早めに交換した方がいいだろう。

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