よいしょっ・・・
外れました!
チョークワイヤの端(キャブ側)が階段状になっているのが分かります。
この部分がキャブのレバーに引っかかっていました。
船外機側は,こんな感じです。キャブが丸見えになってきました。
矢印の2本のボルトに注目!
上から見るとこんな感じだが・・・
インテーク・サイレンサ,キャブ本体,マニホールド・ガスケット,エンジン本体という4つの部品が・・・
2本のボルトで全て固定されている。
ネジ山はエンジン本体に切られていて,ガスケットとキャブ本体は貫通穴になっている。
したがって,この2本を外すと部品がバラバラと落ちてしまう可能性が高い!気をつけよう!
ボルトを緩めた状態。
ガスケット(黒い樹脂製部品)にはツメがあり,多少引っかかるようになっている。
ボルトを外した。
慎重にインテーク・サイレンサから外す。この地点でキャブとガスケットはグラグラになっており,特にガスケットは落下しやすい!
インテーク・サイレンサには2本のホースが繋がっているので,ホースを抜きながら外す。
インテーク・サイレンサが外れた。写真は内側(キャブ側)。
吸入口にゴミが入らないようにする金属製の網が張られている。
また,Oリングが取り付けられているので劣化のチェックが必要。できれば交換した方が良いだろう。
こちらはキャブ側。チョーク・ケーブルが付いていたレバーとチョーク・バルブが見える。
この地点では,キャブにはスロットル・ケーブル(アクセル・ワイヤー)と燃料コックが繋がっている。
キャブ本体は燃料コックで支えられており,すぐにバラバラに落下する・・・という事は起こりにくくなっているようだ。海上での整備も考慮しての親切設計?作業しやすい。
次にスロットル・ケーブルをキャブから切り離す。
プラスドライバーでボルト1本緩めるだけ。
このタイミングで外すよりキャブがグラグラしない状態で緩めた方がいいかもしれない。
この状態だと,多少のコツが必要。
外れました!
スロットル・ケーブルのボルトで固定されていた部分は「くの字」に折れ曲がっているので,組付け時はこの位置に合わせれば元通りになる。